ここ1年くらい友達の婚約、結婚、妊娠報告が増えた。幸せそうな様子を見ると、素敵だなぁうらやましいなぁと思う一方で、もうそんな年齢なのかとガッカリしたりします。親戚や職場の人から結婚について何かいい話はないのか聞かれたりすると、考え込んでしまいます。そういった悪意のないプレッシャーだけでなく、そもそも自分が結婚向きなのかどうか、と考えることがあります。それを考えると、余計に自分は結婚しない未来が色濃く見える気がしてならないのです。
たとえば、私は外では面倒見がいいと言われることもあるのですが、おうちでの私はぐーたらでできることなら全部誰かに任せて自分は好きなことをしていたい。別に誰かの面倒を見ることに幸せなど見出していないタイプ。自分のやり方に口出しされるのも面倒だし、自分のやりたいと思ったことには睡眠時間を削ってでもチャレンジしてみたい、そんなわがままな人間なのです。こんな人間が、他の人と暮らして、子供ができたら、自分の好きな時間に取ることが難しくなる。育ってきた環境による、清潔感の違いや食習慣の違いを合わせる。子供の機嫌やスケジュールに合わせて自分が動く、なんてことできるのかしら。
母や先輩ママは自分より娘が大切、こんな風に思うとは出産するまで思わなかったと言いますが、自分もそのうちのone of themに果たしてなれるのかと思うと疑問でなりません。私は自分の収入を失うのと精神的な安定まで失いそうで怖いので、何があっても働いていたい。となると、家事や育児を積極的にやるのが好きな人と結婚しないと自分がしんどくなりそうだし、そんな人が稀な存在であることはインスタのコメント欄やその他SNSでもよくわかる。お金で家政婦さんを雇って解決する方法もあるけれど、私にそんな経済力つくかしら、と不安になったりする。特に出産は、生まれてからでは引き返せないのでどうしたものかと考えたりした。
当たり前のように、結婚したい子供が欲しいと思っていた私だが、どうしてそう思っていたのかもう一度考え直す必要がありそうだ。みんながそうするから？小さい子がかわいいから？家庭を持っている友達が幸せそうだから？私は一人っ子で、親がいなくなったら血のつながりがなくなるから？
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