27歳のHPVワクチン接種記録(1)

人生設計

HPVワクチンとは、子宮頸がんの予防接種のことです。3回打って、効果を発揮します。15年ほど前私が高校生だったころ、ひどい副反応で立てなくなった、光を強く感じるようになった、などの噂が経ち一時的に積極的接種がされなくなりました。

ですが、また最近定期接種が再開され、条件によっては本来の接種推奨年齢を過ぎていても受けられるようなキャッチアップ接種ができるようなりました。私はちょうどそのキャッチアップ接種の年齢も過ぎており、しかもワクチンの接種も26歳までが強く推奨されていました。今年27歳の私は悩みました。

推奨年齢は過ぎているし、キャッチアップ接種も対象ではない。合計3回のワクチンの自己負担額はクリニックにもよりますが、9価ワクチンは10万円ほどでした。こんなでかい出費をしてまで、しかも全子宮頸がんを防げるものではないし、もし自分にすでに病変があったらそれには効果のないワクチンを打つ必要があるのか…..

接種記録とタイトルにしている通り、私は接種することにしました。(バイバイ3万円)私の中で大きく影響したのは、以前懸念されていた副反応はワクチン由来ではなく思春期に発症するものであることが分かったこと、海外ではこのワクチンが普及したことにより、子宮頸がんはなくなると言われていること。推奨年齢でなくても、ワクチンが適応されるウィルス全部に感染していて全く効果がないことは考えにくい事、以上の4つでした。ちなみに、どのウィルスに感染しているかどうか1こずつ検査することもできるそうで、自己負担で2万円だそうです。

さて、ここからが緊張の接種ですが、結論打った瞬間はコロナワクチンより痛かったけど、副反応はコロナよりよっぽどマシ、でした。私はコロナワクチンの時は指すときの痛みは感じなかったのですが、HPVは「おわりですー」って言われてもまだ針刺さってるのでは、って思う痛みでした。熱や吐き気が伴いことはなく、腕にものが当たれば痛みはありますが、腕が上がらないようなことはありません。今接種して3日目ですが、普通にお風呂に入り、寝るときも痛みで起こされるようなことはありませんでした。

20-30代に多いとされる子宮頸がん。自費で10万払っても、がんで入院、手術することに比べればワクチンで済むなら体へもお財布へも優しいのでは、というのが私の感想です。影響が小さい将来子供を望むなら、なおさら。子宮頸がんはマザーキラーと呼ばれていて、長年の潜伏期間を経て、子育て真っ盛り中のお母さん世代に発症する病気です。人生が狂わぬ選択を。

れい

27歳OL.
Youtubeなどで発信してみたいと思いつつ、面倒くさがりなので手始めにブログに着手。
主な興味はお金だが、最近のホットトピックは人生プランと結婚。

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