私のハタチの夏は入院生活も含まれています。半年に一度、婦人科に定期健診に行っていました。超音波検査で卵巣が腫れていることが発覚、2度目の卵巣嚢腫と診断されました。以前診断を受けたのとは反対側の卵巣で、原因は不明です。
夏休みに発見し、夏休み中に手術
イギリスに留学中で、半年に1度しか帰国しない私。夏休みの定期健診で発見したものの、既に卵巣は8センチほどになっており、捻転する危険があるため半年後の帰国を待たずに手術をしたほうがいいと言われました。手術の基準はちょうど8センチくらいみたいですね。
当時特に気になる症状はなく、生理痛なし、経血も少し多いかなと感じることがたまにありましたが困るようなことはありませんでした。
海外で手術することになるよりマシか、ということでいろんな予定を変更してイギリスにもどる前に手術を受けることになりました。10年前に受けた時よりも医療は発達しており、2回目の手術も腹腔鏡で傷跡はほとんど残らず6年ほどたった今では探してもよくわからないほど小さい傷です。
入院も、10年前は1週間ほど必要だったのに、今回は手術前日から数えても2-3泊で済みました。
今回も卵巣は残し、問題のある所だけ切除するやり方でした。将来妊娠出産を望めるように、とそのやり方になりましたが、本当に妊娠できるのかは不安です。しかも今回の手術前の検査で双角子宮と診断され子宮の中で壁があり部屋が二つにわかれていることが発覚。これにより妊娠がしにくいことはないそうですが、出産時は大量出血になる恐れがあるため大きな病院で出産するように勧められました。
知らずに妊活を始めていたらショックな出来事だったと思うので、先に自分のことを知っておくことができてよかったなと思います。
手術前、卵巣嚢腫の傷より心配だったこと
術後の尿管です。術後1日は安静のため手術中に尿管を装着するのですが、前回これあまりに辛くて(違和感や痛み)手術前の面談で看護師さんに相談しました。「細めの尿管を使用してみます、サイズが合わなければ通常の管になるかも」と言われていました。
手術が終わってみたら、細めの管だったようで気になることもなく麻酔が切れても、尿管を抜かれるときも痛みがなく安心しました。
卵巣嚢腫でなくとも、尿管を必要とするような手術をする方、今まで尿管で違和感があった方は看護師さんに相談することをお勧めします。
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